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エンタメ

春の呪い原作漫画の登場人物とあらすじやドラマのキャストを解説

2024年5月10日

春の呪い

 

以前ドラマ化もされたこともある『春の呪い』という漫画をご存じですか?

『来世は他人がいい』の著者、小西明日翔さんの作品です。

 

・春の呪いとは?

・原作の登場人物とドラマのキャスト

・原作漫画のあらすじ

について解説していきます!

 

春の呪いとは?

 

『春の呪い』は、「月刊コミックZERO-SUM」(一迅社)で、2016年1月号から2017年1月号まで連載されていました。

作者は、小西明日翔さんです。

コミックは、全2巻で完結です。

 

 

春の呪いは元々小説だった

 

この作品は、元々原作者の小西明日香さんがwebで発表していた未完の小説が原案の作品です。

小西明日翔さんは、漫画も趣味で書いて、前々から注目をされていたようです。

この作品は、デビュー作ですね。

 

春の呪いはドラマになっていた

 

テレビ東京系列、土曜日の深夜枠「サタドラ」で2021年5月22日〜6月26日まで、放送されていました。

 

主演は高橋ひかるさん、相手役を工藤阿須加さんが演じました。

 

私は、正直このドラマを拝見していないのですが、ビジュアルだけで言えば、原作にも出てきますが、高橋ヒカルさん演じる夏美の「夏の終わりのような女」と桜田ひよりさん演じる春の「いつでも春の陽気を纏っているような女」の雰囲気は近いように感じました。

 

れい
「へぇーそうなんだ。結構イメージ近いかも」といった印象を受けました。

 

私は、残念ながら、ドラマの方は見ていないのですが、原作者の小西明日翔さんは、髙橋ひかるちゃんをイメージに似ていると言っています。

漫画の進み方も「小説っぽさ」があるかな、と私は個人的に思っているので、ドラマの原作になりやすい内容かな、と思います。

 

原作の登場人物とドラマのキャスト

 

立花夏美(たちばな ・なつみ) 髙橋ひかる

立花家の長女。明るく、行動力にある人物。

妹の春を大切にしていて、春の為に行動していた。

 

柊冬吾(ひいらぎ・ とうご)  工藤阿須加

財閥相馬グループ、柊家の三男。お見合いで、立花春と婚約する。

 

立花春(たちばな・ はる)  桜田ひより

立花家の次女。姉の夏美とは真逆で、おしとやかでおとなしい性格。

お見合いから2年後に病気が発覚し、19歳で亡くなってしまう。

婚約者の冬吾のことが、大好きだった。

 

柊聖美(ひいらぎ・きよみ) 高島礼子

柊冬吾の母親。春を気に入って、婚約者にした一方で、夏美のことは快く思っていなかった。

原作漫画では、名前は出てこないので、ドラマでの役名。

 

立花芳江(たちばな・よしえ) 河井青葉

夏美と春の父親の再婚相手。継母。

この方も原作漫画では、名前は出てこないので、ドラマでの役名。

 

原作の漫画では、冬吾の母親と夏美の母親は、そんなに頻繁に出てきませんし、名前も出てきません。

でも、ちゃんとキーになるところで出てきて、お互い親との関係性が上手く描かれています。

 

原作あらすじは?

 

立花夏美の妹である立花春は、19歳の若さで、癌で病死しました。

ここから、物語が始まります。

 

春と冬吾の婚約

 

自由奔放だった夏美たちの母親が出て行ってしまった後、父親が再婚し、その継母との間に弟が生まれます。

夏美は、離婚した母親に似ていることから、元々、自分が父親に好かれていないと薄々感じていました。

そして、父親の再婚をきっかけに、夏美は妹の春が自分のすべてになっていきます。

 

ある日、有名企業グループの分家の一つである柊家との縁談が持ち上がりました。

今はごく普通の家庭の立花家ですが、元の血筋は没落してしまった財閥の血筋だったのです。

柊家は、血筋を重要視していることから、立花家に申し入れしたのです。

 

それは、夏美と春が高校生の頃でした。

実質的なお見合いの場で、夏美もその場にいましたが、先方の目的は春でした。

そんな状況の春を夏美は心配していましたが、春は冬吾に一目惚れします。

そして、婚約者としての2人の交際が始まりました。

 

3人の複雑な思いが交差する

 

夏美は、唯一の心の支えであった春が婚約したことで、柊冬吾に奪われてしまったと思っていました。

一方、冬吾はこれまでの人生を親の引いたレールに乗って生きてきました。

一度も親に歯向かうことがなかった冬吾は、婚約も自分の意思とは関係なく、親に言われたから婚約したのです。

 

春に対して特別興味もありませんでした。

 

妥協と計算のみから始まった交際でしたが、可もなく不可もなく順調な日々が続きます。

 

しかし、その実、冬吾は夏美の方に興味がありました。

 

そして、春が亡くなった葬儀の時に冬吾から、

「妹が死んだのなら、その妹と付き合ってみてはどうか」

という話になったと告げられます。

「春と行った場所に私も連れて行って欲しい」

ということを条件に今度は夏美と交際が始まりました。

 

大好きな春の本音を知る

 

夏美はある時、偶然にもSNSで春らしき人物の書き込みを見つけました。

その内容は、夏美と冬吾のさりげなく人を気遣える振る舞いに憧れを抱きながらも、嫉妬のような感情を抱いていたこと。

そして春は、病床につきながらも、薄々冬吾の想いに気が付いていたことでした。

自分にもしものことがあった時に

「冬吾さんがお姉ちゃんを好きになったらどうしよう」

「冬吾さんがお姉ちゃんと結婚したらどうしよう」

と不安を抱いていました。

自分以外の女の人に冬吾を取られたくない、他の人と結婚しないで欲しい、ずっと一緒にいて欲しい、死んでも離したくない、と思いながらも冬吾には幸せに生きて欲しいと願っていました。

2人を引き離すために、どちらか1人を連れていけるなら、冬吾ではなく、夏美を連れていく、とまで思っていたのです。

その春の本音を知った夏美は、春を一番に思っていたのは自分だけだったのだ、と思い知らされるのと同時に、春に対してますます罪悪感を募らせていくのでした。

 

呪いの正体は罪悪感だったのか

 

夏美は、亡くなってしまった大好きな妹の婚約者と付き合っているという罪悪感を抱いています。

作品の中で夏美は

「春がどこかで見ているかもしれない」

と思います。

 

小西明日翔さん自身が

『一匹の虫を見て、「身内の生まれ変わりかな」と思ったことがあって。

私と同じように身内を亡くした友人と

「身近な人を亡くすと、私のことをどこかで見ているかもって考えに絶対とらわれる」

という話をしました。

「それは残された人が自分で作り出した呪いでもあるし、慰めでもあるよね」って。

 ただ

「その人が今生きていたら自分のことをどう思うかは、もう一生わからない」と漫画を描きながら気づきました。』    

  引用:ダ・ビンチweb「漫画家になるつもりはなかった」と話す小西明日翔さんが、ヒット作『春の呪い』を生み出すまで

と言っています。

 

わからない感情に怯えながら、呪いのように罪悪感を抱く。 

一生、その思いから逃れられないとわかっていても、二人は一緒lに生きていくことを選びます。

人の想いの本当のところは、結局、本人にしかわからないし、死んでしまった人がどう思っているのかなんて、わからない。

それが、また許されることなのかも、わからない。

 

この先に2人に待ち受ける感情や思いは、自分たちが思っているよりも辛いことなのか、いつかは、その思いから解放される時が来るのか、余韻を残しながら、物語は終わります。

 

もしかしたら、呪いとは自分たちに向けられた理不尽さであったり、春に対する罪悪感によって、自分達自身がかけたものなのかもしれないな、と思ってしまいました。

 

れい
読み終わった後に、何とも言えない感情になったことを覚えています。

 

まとめ

 

『春の呪い』の

 

・春の呪いとは?

・原作の登場人物とドラマのキャスト

・原作漫画のあらすじ

について解説してきました。

 

原作漫画では、ドラマでは、描かれなかったエピソードもあると思います。

ドラマから入った方は、一度原作の漫画を読んでみると、また違った見方があるかもしれません。

先にも述べましたが、小説のっぽさがあるので、大人の方にも楽しめる漫画なのではないかな、と思っています。

 

本当におすすめの漫画です!

ぜひ、読んでみて下さいね!

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