「 唇にキミの色」という漫画をご存じですか?
「リビングの松永さん」の作者、岩下慶子さんの作品です。
・唇にキミの色の登場人物
・唇にキミの色のストーリー
・唇にキミの色を読んでの個人的な感想
などを解説していきます!
本当に素敵なストーリーで、ぜひ読んでほしい漫画の1つです。
Contents
唇にキミの色とは?
「唇にキミの色」は、『ザ デザート』(講談社・休刊中)で2014年11月号、2015年1月号、3月号、5月号に掲載されていました。
原作者は、岩下慶子さんです。
単行本は全2巻です。
漫画の登場人物
加倉井彩(かくらい・あや)
絵を描くことが大好きな高校生。
ある時、美術教師とのあらぬ関係を疑われてしまう。
そのことがきっかけで、学校の中で孤立してしまう。
アイムと出会ったことで、救われると共に、彩の世界が変わって行く。
佐田アイム(さた・あいむ)
ハーフで、フランスからの帰国生で、彩の高校に転校してくる。
金髪で美しい姿から、学校の中だけにとどまらず、学校外でも有名でアイドル的存在に。
しかし、アイムは彩に好意を抱いている。
唇にキミの色のストーリー
「たった一度のキスが私の世界を変える。」絵が大好きな女子高生・彩は、美術教師との関係を疑われ、学校で孤立していた。
ハーフの転校生・アイムは輝くような美貌の持ち主で、たちまち人気者となるが、一人ぼっちの彩に好意を寄せて、突然キスをするのだったが…?
美しすぎるキスシーンも必見! 運命の恋が色づく感動ラブストリー!
自分の色を消している彩
絵が大好きな高校生の彩は、美術教師との関係を疑われてしまい、学校で孤立してしまいます。
美術部をやめ、大好きだった絵も封印し、人と関わらず、自分の色を消して学校生活を送っていました。
そんな、息を殺すような毎日を過ごしていた彩の前にハーフの転校生・佐田アイムが学校にやってきます。
アイムは、金髪碧眼のイケメンで、明るく、あっという間にクラスの人気者になってしまいます。
そんなアイムは、自分の色を消している彩に興味を持つのです。
何色にも染まれないアイム
アイムは、小さい頃から「自分だけ違う」ことで、周りになじめなくていつも1人でした。
フランスに住んでいたこともありましたが、日本で育ったアイムには、また、馴染むことのできない環境でした。
明るく、人気者のアイムですが、日本人でもない、フランス人でもない、どちらにもなれない、何色にも染まれないことに心を痛めていました。
2人が出会ったことで変っていく色
彩とアイムが出会ったことで、お互いの世界の色が変っていきます。
世界が変わったことで、2人の恋がどんな展開になって行くのかが、この漫画の見どころです。
【唇にキミの色】は自分だけの「色」を見つけていくラブストーリー
この作品のテーマは、「色」です。
自分だけの「色」を見つけていくラブストーリーです。
彩と同様、いつも華やかなアイムも見た目からは、想像できないようなキズを心に負っています。
アイムは、一見チャラそうに見えますが、一途に彩の事を想っています。
そんな、アイムがめちゃくちゃイイ!!!好き!!イケメン!!
まぁ、実際にはこんなイイ男は、なかなかいないと思いますが(~_~;)
また、彩もアイムの事を一途に想っています。
お互いに惹かれあい、大切に思うからこそ、お互いの幸せを思う描写は、何度読んでも涙が出てきます。
そして、お互いに自分のやるべきことを懸命に貫くのです。
これこそ、「運命の恋」なのかな、と思えるストーリーです。
なんてたって、最終章の題名が「愛の色」ですからね(*^^*)
実際にこの記事を書くために、何度も読み返したのですが、同じところで何回も泣くという(笑)
全2巻と短いので、欲を言えばもう少し詳しく描写して欲しかったな、と思う部分もあります。
でも、これはこれで良かったのかなぁ?
デッサン風に書かれているところがあるのですが、それがこの作品のイメージを盛り上げている、と私は感じています。
私は、岩下慶子さんの作品をこの漫画から知りました。
岩下慶子さんというと「リビングの松永さん」が有名ですよね。
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「唇にキミの色」は、岩下慶子さんの作品の中でも、1番好き!と言っても良いくらいの作品です。
まとめ
「唇にキミの色」について解説してきました。
・唇にキミの色登場人物
・唇にキミの色のストーリー
・唇にキミの色を読んでみた個人的な感想
などを解説してきました。
本当に素敵なストーリーなので、ぜひ一度読んでいただきたいです!!